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教育・研修体制の概要

1.一般研修(機能階層別研修)

一般研修(階層別研修)とは、新卒の職員から管理者まで、ある特定の階層において必要な知識や技術を習得させることを目的とした研修になります。

●初任者研修/対象:新規採用者(新卒者・中途採用者)~2年目

目的:専門職としての自覚と意識の確立を図り、業務に必要な基礎的知識・技術を習得し、職場への適応性を養   うことを目的としています。
内容:法人や施設・事業所の概要、医療、介護、倫理、高齢者虐待の防止、介護技術、緊急時対応、ケアマネジ   メント・認知症ケア・ターミナルケア・危険予知・身体拘束廃止等に関して学んで頂きます。
 
*各部署リーダーが担当となり、新規採用職員に付き指導を行います。約1年間~2年間の指導期間とします。 指導期間については、経験、実施状況をみて調整を行います。
*合わせて、フォローアップも実施していきます。フォローアップは各部署係長。主任が実施していきます。

●中堅者研修/対象:3年目

目的:専門職として必要な知識・技術を習得することを目的としています。また、個人目標を計画的かつ完全に   達成しうる能力を習得する事を目的としています。

●指導職(リーダー)/対象:在職5年目

目的:リーダー職員が組織の中で求められる役割は何かを理解し、業務遂行上必要な知識・技術を習得する。そ   の上で一般職員に指導する能力を有する事を目的としています。

●指導職(主任)/対象:在職8年目

目的:指導能力やリーダーシップの強化等、指導職として必要な知識・技術を習得することを目的としていま    す。

●監督職(係長)/対象:在職10年目

目的:部門方針に基づき所属の方針や目標を策定し、多職種との連携、調整を図り得る能力を有し、組織全体の   志向の向上に繋げる事を目的としています。

●監督職(課長)/対象:在職12年目

目的:部門方針に基づき所属の方針や目標を策定し、業務を企画、運営、調整し得る能力を有する。また、管理   職を補佐し、組織全体の方針及び目標の策定等に参画、各部門からの受けた具申を受け建設的な意見を調   整し、資質の向上、経営改善に繋げていく事を目的としています。

2.専門研修(課題別研修)

サービスを提供する上で必要となってくる専門的な知識・技術を練磨し、専門職としての資質の向上を図ることを目的とした研修です。
各事業所において、求められる知識。技術が異なるため、事業所発信でテーマを絞り込み、実践に活かせるように学びを深めていきます。

●介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)

特別養護老人ホームでは園全体の年間計画を作成し、交流を深めながら研修を進めます。
ご利用者様の重度化や多様なニーズに対応できるよう、介護知識や技術だけに囚われず、介護を取り巻く法制度や医療知識等、幅広いテーマを取り上げ、スキル向上を図っています。

●居宅介護支援事業所

居宅介護支援センターでは、各種研修会に参加します。「ケアプラン点検」「倫理・法令遵守」「医療保険制度」「認知症ケア」「事例検討」等の知識習得を行います。勉強会を行うことで、各介護支援専門員が、移り変わる介護保険への対応力を向上させ、ご利用者様の自立支援に繋げていけるよう日々努めていきます。

3.資格取得支援

今後、高齢者福祉に携わる上で必要となる資格、介護支援専門員や介護福祉士の資格取得に向けて法人として研修を通してバックアップしています。

●プリセプターシップ

新人職員、中途採用職員の事業所定着の為にプリセプターシップを取り入れます。プリセプターシップとは、先輩職員(プリセプター)と新人職員(プリセプティ)とでペアを組み、1年間で指導目標が達成できるよう段階的な育成計画を作成し、日常業務を通じて指導(OJT)を実施する手法です。プリセプターは、職員が職場に適応できるよう配慮し、専門職としての自信を定着できるように成長を支援します。
固定の担当職員がいる為、相談しやすい環境にあり、段階的な指導を受けていく事になります。それだけではなく、担当職員は指導を行うにあたり、業務の振り返りができることや自分の行動を見られる側として自己を見つめ直すこと、教えることの難しさや大切さを感じ視野を広げていける等、相互に成長できる機会になり、それが事業所全体の成長へと繋がる事になります。
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